会場が盛り上がるファーストバイト

洋式での結婚式の定番といえばケーキ入刀ですが、それと合わせてファーストバイトを行う場合も多いです。ファーストバイトとは新郎と新婦がそれぞれケーキを食べさせ合う演出で、欧米の風習が元になっています。新郎から新婦に食べさせる場合は一生食べるものに困らせないという意味で、その逆は一生美味しいものを作ってあげるという意味が込められます。そして大抵は、一口では食べきれないほど大きい塊を食べさせます。そうすると口元がクリームだらけという面白い見た目になり、会場の笑いを誘いやすいです。そして食べさせるタイミングで、会場の人たちにあーんという声掛けをしてもらうと盛り上がります。そんな演出と盛り上がりを併せ持ったファーストバイトは、絶好のシャッターチャンスです。

色々な演出の工夫ができる

ファーストバイトは新郎と新婦がケーキを食べさせ合うということを基本にして、演出に様々なアレンジを加えることができます。そして実際に食べさせるスプーンに、何らかの手が加えられることが多いです。定番なのはサイズ感で迫力が出せる大きなスコップやしゃもじですが、その他にも趣味を取り入れて釣り竿の先にケーキをぶら下げたり、プラスチック製の野球バットをカットしてスプーンにするといったものもあります。要はケーキを食べさせるということができれば何でもありです。もし大口を開けるのが嫌だという人は、普通のスプーンを使っても問題ありません。大きくないスプーンでもこれから一緒に使っていくつもりで購入したものや、料理上手になれるというヨーロッパのおまじないを取り入れて、木製のものを用意するといった内容でも良い演出になるでしょう。